「空の遠くに  つれづれノート⑨」

「空の遠くに  つれづれノート⑨」
2000.6.25  角川文庫
「遠くのことを考えました 遠くのことを考えていると 気持ちがおだやかになりました
本当はいつもあのことを考えてなきゃいけなかった 気づいた私は初心にかえり
かえった私は空の遠くに ふきすさぶ風をみたのです すずしい場所をみたのです」

カバーの言葉

遠くのことを考えました
遠くのことを考えていると
気持ちがおだやかになりました
本当はいつも あのことを
考えてなきゃいけなかった
いつもいつも遠くのことを
考えてなきゃいけなかった
気づいた私は初心にかえり
かえった私は空の遠くに
ふきすさぶ風をみたのです
すずしい場所をみたのです

あとがき

世の中も人々も、一瞬も同じことはなく、日々こくこくと変化していきます。変化のスピードも、はやくなっているような・・。
そんな中でも、ホツとする小さなよろこびやたのしみの種を、あちこちでみかけます。それはそれで、よし。・・・さあ、ますます元気に、ますます近く、ますます遠く、私たちは共に、はなれて、進んでゆきましょう。
そしてまた、先のところで、会いましょう。