「わかりやすい恋」

「わかりやすい恋」
1987.12.18 角川文庫
少女の写真と詩。
モデルは歌手デビュー直前の森高千里さんです。
北海道の稚内や礼文島で撮りました。
「海をみたいと出かけても ずっと うつむいているような人だった」

カバーの言葉

言葉は暗号です。
ひとつの言葉が、いろいろな意味に理解され、誤解され、すれちがい、人々は思いを伝えあいます。
誰が、暗号をといてくれるでしょう。なぞなぞは、むずかしいほど解くかいがあります。
会話は一瞬の芸術だから、シャボンのように消えようとも、星のように光ろうとも、見える人にしか見えません。
見えてしまえば意識の革命です。
好き、ということは、一度言えば、それでいいのです。