「祈り」


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私が不安に襲われた時に取る方法を教えます。
車に乗っている時や飛行機に乗っている時、いま事故が起きたらこわいなと思うことがあります。また、子どもや家族が遠いところにいて、大丈夫だろうかとその身を案じる時があります。そういう時、私は、たとえば車や飛行機の場合、自分のまわりのその空間を輝く光が満たしているとイメージします。美しく眩しく光が車に満ち、その外まで輝きを発している。車は輝く光に包まれ、平和に、守られているように感じられる。子どもの場合、子どもがいる部屋や子どもの体を思い浮かべ、その空間や体をあたたかく輝く白い光が満たしていると想像します。その光は子どもを抱きしめ、安全に包み、その外までも光は広がっていく。無理にでもそういうふうに想像して、光に守られているから大丈夫だと、私はこわさを想像力で振りはらいます。
また、車や子どもや家族をそういうふうに光で包んだあとに、こうやるといいんじゃないかなと私が思うのは、その光がどんどん広がっていって、地球をすっぽり包むようにイメージすること。そしてさらに、もっと広がっていって、宇宙いっぱいに広がっているようにイメージする。バカみたいだと思ってもいいのです。ただ無理やりそう思うのです。
自分や家族、他の人々、生き物、植物や山や川、海・・。何を思う時でも、恐怖心にとらわれたら、私はそうやって、それは光に満たされているとイメージします。
祈りって、そういうことだと思います。