「これもすべて同じ一日」
- 1986.12.18 角川文庫
- 写真詩集。小さな写真と詩で構成された記念すべき最初の一冊。
その時にやりたかったことを全部やりました。
「ぼくはもう 学校にも月にも帰りたくないんだ。」
カバーの言葉
いつの日も、歩きつづける道の途中で、時々こうしてこのような形で出会えることを幸福だと思います。私が私の願いをみつめるようにあなたがあなたの願いをみつめてると、(たとえそれが無意識でも)遠くから信じることができれば、それこそがたったひとつの私の愛の形なのです。
結局は、上も下も右も左も空も海も恋も涙も、ありそうでないのだから、小さな言葉が胸の痛みで同時にそれを超えた何かであると、いちいち気づいていたい。
運命なのか偶然なのかわからないけど、みつめあう瞳に感謝します。
≪ 一覧に戻る